Hi! My Name is Loco and I am a Racist

現在読んでいる本の紹介です。

インパクトのあるタイトルです…!

日本で生活するアフリカ系アメリカ人が直面するモヤモヤ場面から心が痛む自身の体験まで赤裸々かつユーモアを交えて綴ったノンフィクションです。
「一般的にメディアで紹介されるような外国人目線の日本」よりも深い本音が書いてあり、作品の中で筆者は「人は皆、差別をする」と言っております。「差別」とはとても強い言葉で、普段は誰しも自ら触れようとはしない話題ですが、自身の想いや経験をダイレクトに書いてあるのが凄いです。

「差別」の類語に「偏見」がありますが、個人的には、偏見を理由とする他者への嫌悪感を言葉や行動で実際に表に出すのが差別だと思っています。
この偏見について、先日お仕事でご一緒させていただいた米国人男性から言われた言葉にハッとされられたことがありました。

私は昔から「幼い子供たちは、国籍や民族に関わらず皆同じに見えるな~。」ということを何となく思っていました。
彼と世間話をしている際に、目の前で無邪気に遊ぶ子供達がいたので、ふとこの話しを彼に振ってみました。

“I don’t know why but regardless of their nationality and ethnicity, kids all look the same.”

“That’s because kids don’t have prejudice; they learn it from us.”

自分のフワリとしたなんとなーくの想いに対して、こんなに核心をついた返事がサラリと返ってくるなんて思ってもみなかった私は雷に打たれた気分でした。

「子どもには偏見がないのに、大人によって刷り込まれる。国籍、宗教、民族、教育、性別、家系、障害の有無に関わらず、子供達はお互いを同じに見ているから皆同じに見える。でも大人や社会が偏見というものを子供に与えている。」

なるほどー、と長年の「何となく」がスッキリしました。
まぁ偏見に限らず、子供たちは周囲の大人を手本に社会性を身に着けますもんね。偏見のあるこの社会を変える!みたいな壮大すぎることは考えられませんが、子どもに対する日頃の言動に気にをつけようと思わされました。

金沢地酒ツアー

先日、外国人観光客向けに日本酒ツアーを実施しました。

素敵なフランス人夫婦に参加してもらい、市内の酒屋・酒蔵を回り金沢の地酒を味わってもらいました。

ワインの国の出身だけありとてもグルメで舌が肥えいる二人でしたが、金沢の地酒にご満悦のご様子でした。

酒蔵見学にも興味津々で、定番の観光地巡りよりも、地元のライフスタイルに密着した体験をしたいとのことでした。

年々外国人旅行客数は増えておりますが、きっと数回来日経験のある旅行者の方々は、これからはよりディープな経験を求めてくるのではないかと思いました。

そんな思いに応えるべく、金沢を訪れていただける外国人観光客の方々にとって、より楽しく思い出深い体験を提供していきたいです^^

日本の教育

先日、スコットランド出身の知人と会話をしていた時の話です。彼女は、現在ニュージーランドで留学生の指導をしており、以前は非英語圏の国々で英語講師育成の仕事をしていたため、これまでいろいろな国の若者たちと接する機会があったわけですが、長年疑問に思っていたことがあるそうです。それは「日本人の若者たちはなぜ自分の意見を言わないの?」でした。決して偏見があって言っているわけではなく、素朴な疑問を持っているようでした。
私は「日本語と英語は性質が全然違って、他の国出身の留学生よりも語学習得に時間がかかるから」とか「日本の文化として、自己主張しすぎることは良くないとされていて控え目な子が多いから」などと答えましたが、彼女は腑に落ちないようで、「もちろん、それもあるのかもしれないけど、それだけじゃなくて・・・根本的に自分の意見そのものがないように感じる。」と言いました。私は「えっ!それは言い過ぎなんじゃ?」と若干衝撃を感じつつ、その時はこれといった答えが見つかりませんでした。その後自分なりに考えてみて「きっと教育の違いが大きいのでは?」という答えに至りました。

ざっくり上記のような違いが見つかると思います。
こうして見てみると、そもそも日本の教育の中では、生徒は自分の意見を言う機会もなく、暗記型の学習のため自分の意見について考える機会も少ないため、「自分の意見そのものがない」という指摘はあながち間違ってないのかも・・・。グローバル化に伴い、現在日本でも早期英語教育が推進されていますが、幼少期からの語学教育よりも、もっとリベラルアーツ教育を取り入れた方がいいのかもなぁ、と思わされた二児の母でした。
もちろん何でも欧米化したほうがいいわけではなく、海外のいい部分は見習いつつ、日本のいい部分は残していってほしいなと思います。個人的には、日本の学校の方が食育がしっかりしていると思いますし、四季を感じることのできる学校行事も多く、幼い頃からそういった日本の感性を養うことができるのは本当に素敵ですよね^^

 

石川県西田幾多郎記念哲学館

はじめまして、高林です。外国語ナレーション担当、コーディネーター、翻訳チェッカー、通訳などをさせていただいております。

本日初のブログ参加になります!先日、自宅近くの石川県西田幾多郎記念哲学館へ行ってみたのでご紹介させていただきます。
ここ石川県かほく市生まれの世界的哲学者・西田幾多郎の記念館で、西田氏の直筆原稿や墨蹟、写真等の展示品を見ることができます。とは言っても「え、哲学って何?」というお恥ずかしい知識レベルなため、哲学はスルーし、この記念館を設計した建築家・安藤忠雄さんについて触れたいと思います。

安藤さんの作品はコンクリートとガラスを駆使した幾何学的でモダンなスタイルですが、ここ西田幾多郎記念哲学館もまさにその特徴が表れています。

その他、表参道ヒルズ、東横線渋谷駅、光の教会、本福寺水御堂、南岳山光明寺などなど。その他数多くの代表作があり、安藤さんと言えば日本を代表する世界的な建築家。イェール、コロンビア、ハーバードなどの名だたる海外の名門の教壇に立ち、現在は東京大学名誉教授。プリツカー賞などの数々の賞を受賞。と、輝かしい経歴をお持ちの方ですが、一方で、元プロボクサーの経歴もあり、建築は全て独学。タイガーズファンの親しみやすい大阪のおっちゃん的な一面もあり、とても魅力的な人です。

20代の頃世界を放浪していた際、ガンジス川で生と死が混沌とした状況を目の当たりにし、「人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう」という考えに至り、ゲリラ的な生き方を決意したそうです。
彼のゲリラ的な一面は作品にも反映されていますが、そのパワフル、エキセントリック、且つチャーミングな人柄にも垣間見ることができます。
安藤さんは御年75歳になりますが、今年はパリの新美術館の設計を担当し、現役大活躍中です!

Life is life – whether you go for it or not. Always listen to your gut and stand firm in your faith. Even if you do, sometimes you may get lost along the long journey, and if that happens, just trust that it’s for the best.
安藤さんの格言を自分なりに解釈してみました。
情報や物が溢れる現代社会で、自分を見失わずに律することの大切さを感じされられたお言葉です^^