今年の漢字は「改」

毎年会社の最初のミーティングで、各人が今年の漢字一文字を決めて一年の抱負を語るのが恒例になっています。私は今年の漢字を「改」にしました。 年を重ねていくと、既存のやり方や習慣を変更しにくいものです。客観的な視点で自分を見つめなおして改善していきたいものです。 そこで、少し前に話題となった「マージナルゲイン」という僅かな改善をいくつも積み重ねて全般的な改善につなげていくという発想を今年は取り入れてみたいと思います。

さて、高齢者ドライバーの事故が多発して社会問題になっている昨今、国を挙げて高齢者の運転免許証の自主返納を促していますが、なかなか返納が進まないのが現実ではないでしょうか。「地方だと車が無いと移動手段が無くなる」。こういう意見はもう大夫前から言われていることですし、実際そうだと思います。

そこで、免許返納者には公共バスなどを無料で使ってもらうという良いアイデアを私は考えつきました。なんて斬新なのだろうと一人悦に入り「ウフフッ」と気持ち良くなっていたら、Googleでよく調べないうちから既に導入している自治体がいくつもありました。 多分、以前に何かそんなニュース等を見た記憶が頭の片隅に残っていて、その事を忘れてあたかも自分が考えた独創的なアイデアだと勘違いしているだけでしょう。なんておめでたい奴なのでしょうか。凡人が頭をひねってアイデアを思いついたところで、既に世界中のどこかで同じよう事を考えているものです。「アイデアに価値なし、アイデアを実用化する方が大事なんっすよ!」。否、そういう意識高い系の人がセミナーなどで喧伝するような事を言いたいわけではありません。

私が本当に言いたかったのはMr.マリックが70歳になったのを機に運転免許を返納したということです。(情報ソース:ネットニュース)。 マジックとトリックを合わせたような名前で、「来てます、来てます、ハンドパワーです」と言って90年代に一世風靡したグラサン&髭の風貌のあの方です(軍事評論家のテレンス・リーじゃないです)。

マジックとトリックを合わせたような超魔術でも老いには勝てなかったということでしょうか。それでもニュースになることで広告塔として社会にしっかり貢献しています。
なかなか運転免許の自主返納を自分の親に言い出せないような家庭もあると思いますが「お父さん、Mr.マリックが運転免許を返納したそうだよ」 と優しく諭すようにすれば、 昭和気質のお父さんでも「あのマジックとトリックを合わせたようなトリッキーな名前のMr.マリックが運転免許を返納したのであれば自分も」と素直に応じるかもしれません 。

それでも頑固に自主返納を拒むようであれば
「お父さんも変わろうよ、氷川きよしもあんなに変わったのだから」
と言ってみるのも妙案です。

自分の考え方を変えなさい、そうすれば世界が変わる
(ノーマン・ヴィンセント・ピールの名言)