前向きに捉えるべきこともたくさんあることに気付かされます。
withコロナの時代、不安に感じることは多々ありますが、
日常が存在することに感謝し、
気持ちは常に明るく、前向きにいきたいものです。
エクスプレッションズのスタッフブログ
先日、クリムト展に行ってきました。
クリムト展公式サイトより、絵画写真を引用させていただき、
作品の一部をご紹介。
https://klimt2019.jp/
オイゲニア・プリマフェージの肖像
©豊田市美術館
鮮やかな色彩と印象派の要素を取り入れた絵のタッチが
大変美しく、いつまでも眺めていられる作品。
全体の色合いが凄く素敵です。
女の三世代
©Roma, Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea. Su concessione del Ministero per i Beni e le Attività Culturali
デザイン要素の強い作品が多いのもクリムトの魅力だと感じています。
特にこの作品は、全体的に”今っぽい”というか、”オシャレ”というか。
絵画というよりもイラストに近いような印象です。
あの時代に、この絵を描ける感性を持っていたことが驚きです。
ユディトⅠ
© Belvedere, Vienna, Photo : Johannes Stoll
ジャポニズムの影響を受けている作品も多くあります。
これは、金箔を使用した作品で、クリムトの代表作でもあります。
金箔の華やかさと、女性の優美な表情がなんとも言えないコントラストで、しばらくぼーっと見とれてしまいました。
金沢は金箔の産地なので、勝手に共通点を感じて嬉しくなりました。
FYRE Festivalについてご存知ですか?
2017年、バハマの離島で開催予定であった豪華音楽フェスで、
当時、有名モデルらを起用した大規模なPRが注目を集め、
チケットは即完売。
*当時のPR動画はこちら。
島全体がフェス会場で、海でレジャーを楽しめたり、
宿泊施設は高級ヴィラ、有名シェフによる豪華な食事が用意される予定でした。
チケットは、宿泊や食事等を含めると100万円超えという
“最高級の音楽フェス”として、話題を集めました。
ですが、実際には、開催当日にフェスが中止となりました。
中止の理由は、主催者のBillyによる杜撰な運営体制によるもの。
開催当日にも関わらず必要なインフラが全く整っていない状態で、
-宿泊施設は災害テント。(しかも前日の豪雨によりびしょ濡れ)
-食事はパン2枚にチーズと、しなびたサラダのみ。
-荷物を預けるロッカーには鍵なし。
状況を見かねたアーティストの出演キャンセルも相次ぎ、
参加者は路頭に迷いました。
*当日の悲惨な状況を映したニュースはこちら。
Netflixでは、関係者による告発を通し、フェスの発表から開催までの
実態を暴くドキュメンタリーを公開しています。
主催者のBillyは、詐欺罪で実刑判決を受けました。
彼も、当初は欺くつもりはなかったはずですが、
普通では到底考えられない運営体制で、
どうにか未然にこの最悪の事態を防げなかったものかと思います。